アオテアロア・アイヌモシリ 交流プログラム

プロジェクトの概要

交流プログラム参加者の集合写真 交流プログラム参加者の集合写真

先住民族として権利回復を成し遂げ、ニュージーランド(マオリ語では、アオテアロア)社会のなかで力強く生きているマオリ民族のさまざまな意欲的な取り組みを若い世代のアイヌ民族が体験的に研修するプログラム。第一回は2013 年1 月21 日から2 月21 日にわたる1 ヶ月間の長期研修を行った。

取り組みのねらい・目標

アイヌ民族(とりわけアイヌの若者たち)が、先住民族としての伝統・価値を維持しながら社会進出を果たしているマオリの人たちの姿に接し、その権利回復や文化継承の実際を学ぶことで刺激を受け、アイヌであることの自覚と自信を深め、次世代のリーダーとして育っていくこと。

達成度

個人的にはまだ詳細な報告を聞く機会を持てていないが、ウェブ上の報告などを見る限り、非常にすばらしい成果が上がっている様子がうかがえる。

参加・連携・協力団体など

首都圏と北海道のアイヌ民族及びアイヌ民族の活動の協力者からなる個人による実行委員会。各個人は様々な関連団体に所属している。

対象分野

先住民族、国際交流、文化・言語、
人権、歴史、体験学習、リーダーシップ育成

手法

マオリ民族の先進的な取り組みを体験的に学び、報告書作成、報告会実施を通して、学んだことを客観化し、その成果を活かしてアイヌのコミュニティで具体的な実践を行う。

主な対象者

アイヌ民族、他サポート役・通訳
参加人数 十数人

実施期間

数週間

活動の様子

研修風景 研修風景

ESDの視点

日本の社会では、先住民族の歴史や文化に対する理解が進んでおらず、その権利を保障する政策や制度も整っていない。そうした状況下で、いまを生きるアイヌの多くが構造的な差別の中で苦しんでいる。次世代を担うアイヌ民族が、長年の努力の結果、社会の様々な分野で力を発揮しているマオリ民族の経験に触れ、そこから多くを学ぶことで、真の民族共生社会への道すじが切り開かれていく。

対象者の変化

 研修参加者からは、大きな満足の声が届いており、すでに各々が新たな取り組みに着手しはじめている。また、既存の制度や組織に頼らない意欲的な取り組みは、アイヌ民族全体に対しても刺激を与えているものと思う。

改善点

今回の取り組みを一過性のものに終わらせず、継続していくこと。長期間の海外研修にはまとまった資金が必要なため、それを支える広範囲のサポートが必要。

その他

資金集めに際しては、インターネットを活用したクラウドファンディングを実施し、目標額(1万ドル)を達成した。

団体概要
団体名 アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会
住所 〒252-0135 神奈川県相模原市緑区大島3336-1
電話番号
担当者名 島田あけみ
e-mail aaep2012@gmail.com
団体URL http://aaexchange.blogspot.jp/
プログラムのURL http://aaexchangeactivity.blogspot.jp/

冊子事例集ダウンロード(PDF)

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