セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり

プロジェクトの概要

2013 年12 月21 日石巻市子どもまちづくりクラブが
企画・デザインした石巻市子どもセンターが完成、市へ寄贈 2013 年12 月21 日石巻市子どもまちづくりクラブが 企画・デザインした石巻市子どもセンターが完成、市へ寄贈

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが2011年5月、岩手県・宮城県の約11,000人の子どもたちに行ったアンケートの結果、約87%の子どもたちが「子ども同士で話し合ってまちのために何かしたい」と考えていることが明らかになった。

 

そこで、子どもたちとともに「子どもまちづくりクラブ」を岩手県山田町、陸前高田市、宮城県石巻市で始動。またアンケートや聞き取り調査などを通じて、地域の復興計画や防災(災害リスク軽減)に対する子どもたちの思いや意見を集め、社会に発信する「Hear Our Voice~子どもたちの声~」も実施。子どもたち自身が国際社会・国・自治体などに対する政策提言を行っている。

 

取り組みのねらい・目標

子どもが地域の復興に向け参加できる機会を提供し、子どもが復興の主体者となるようエンパワーする。同時に、地域のおとなが復興プロセスにおける子ども参加への理解を深め、 被災地域で地域の一員である子どもが声をあげ、社会に参加 できる、子ども参加の仕組みづくりを目指す。 

達成度

まだ2年以上先の目標であるので厳密な評価を行っていない(地域住民のこども参加に関する意識調査などを行う必要がある)。ただ、石巻市ではこども主導で設計されたこどもセンターが今年度中に建築され、市に寄贈されるため、こども参加のシステム化につながる目標をある程度達成していると言える。

参加・連携・協力団体など

対象分野

まちづくり、子ども、教育、復興、参加

手法

子どもまちづくりクラブでは、隔週に一回程度の子どもたち同士のワークショップを中心に活動。そこで出たアイデアに応じて、地域・専門家との協働も実施。2013年7月には阪神淡路大震災からの復興の取り組みを神戸で学んだ。

主な対象者

当該地域の小学校5年生から高校生
参加人数 約80人

実施期間

2011年5月~2015年12月末まで(予定)

活動の様子

2012 年2 月25 日復興庁への意見書提出 2012 年2 月25 日復興庁への意見書提出

ESDの視点

持続可能性を「世代間の公正さ」という観点からとらえるならば、現在その地域で生活しているこどもたちがまちづくりに参加することそのものが、大人主導のまちづくりからの脱却をはかることにつながっていく。

対象者の変化

将来にわたって地域をどのように形成していけばいいのかを常に考えるために、当初は自分たちの町にそれほど関心がなかったこどもたちが、主体的に関わるようになってきた。また当初は当該地域担当のスタッフがグループワークを支援していたが、最近ではこどもたちが自分たちで役割を決めグループワークを行うようになってきている。

改善点

その他

子どもたちに安心・安全な場を提供し、大人が適切な働きかけをすることで、子どもたちはその場に主体的に参加することができるようになり、自らの意見を表明し仲間と協力することを学びはじめる。「まちづくり」という事業内容で活動を行っているが、より巨視的な視点で見れば、現在を生き未来を担う子どもたちが、未来を創造する主体となっていく活動であることに大きな特徴がある。

団体概要
団体名 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
住所 〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル4F
電話番号 03-6859-0070
担当者名 津田知子
e-mail soft@savechildren.or.jp
団体URL http://www.savechildren.or.jp/
プログラムのURL http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?c=30           https://www.youtube.com/user/SpeakingOutCh(動画)

冊子事例集ダウンロード(PDF)

このページのトップへ戻る