ポーポキ・ピース・プロジェクト「平和って、なに色?ねこのポーポキと一緒に平和を考えよう」

プロジェクトの概要

ポガ風景 ポガ風景

2 時間程度のワークショップ。内容は、相手に合わせて調整する。基本は、3 部構成。

①イントロ:ねこのポーポキを紹介し、ワークショップの流れや目的を紹介。ポガ(ポーポキのヨガ)でリラックス。

②『ポーポキ、平和って、なに色?』の一部を読んだあと、体を動かし
ながら平和を考える。

③創作活動(グループで絵を描くなど)。お互いに共有する。

取り組みのねらい・目標

① ねこのポーポキと一緒に五感や身体を使って、平和のイメージを膨らませる。
② 身近な平和(非平和)から世界・地球の平和まで多面的に捉える。
③ 絵描きなどを通して、多様性(年齢、能力、言語など)を超えて、言葉とは異なる表現方法により  一つの物をつくる。
④ 各自が平和のためにできることに気づき、その行動を促す。
⑤ 方法論を持って帰って、各自の現場で使う

達成度

人によってことなるが、おおむね達成度は非常に高い。(「ポーポキを通じて思いやりや考えを表現する際に大切な役割を担う芸術の重要性について学び、生命の尊さと価値についても知ることができた」「平和について考えるきっかけをくれ、これからも多くの活動を通して平和を考え、行動したい」といった参加者の言動より。また、作品が豊か、表情が変わるなどを判断材料に)。ワークショップの後、参加者が自らの教室などで使っているという話は聞くが、調べたことはない。

参加・連携・協力団体など

ロータリインターナショナルなどの民間団体、畿央大学などの教育機関、神戸市(保健所、広報など)、各種人権団体などいろいろな団体と一緒に活動するが、もっとも多いのはYMCAだろう。神戸YMCAはポーポキ・ピース・プロジェクトの設立当初から色々な形で応援してくれている。平和を考えるセミナー、映画の上映会なども共催で行っている。神戸YMCAを始め、YMCAの平和教育関係のプログラムの多くはこちらが担当。2006年は日本YMCA同盟の平和実践として、世界YMCA大会(南アフリカ)に参加。関西の平和団体、各地の9条の会、大学などにも依頼を受ける。『DVDブックPeace Archives』シリーズ(岩波書店)のDVDに「ピースマシンの旅」にポーポキが主人公として、ヒロシマ・ナガサキ、オキナワなどを案内する。
海外では、パレスチナ、グアム大学、チェンマイYMCA,米国ピッツバーグ市の子ども博物館などでワークショップを開催し、一緒に平和を考える仲間を増やし続けている。

対象分野

平和。合わせて、環境、健康、人権、
震災・防災、貧困、ジェンダー・セクシュアリティ、まちづくり、いのち

手法

ワークショップが多い。他に映画鑑賞。
東日本大震災以来展開中のポーポキ友情物語活動では、絵描き&トーク活動。教材『ポーポキ、平和って、なに色?』(エピック2007 年)などのポーポキのピース・ブッ
クシリーズ。

主な対象者

4 歳~100 歳。どなたでもOK
参加人数 平均20~30 人

実施期間

2006年から平均月に一度

活動の様子

ワークショップで創作活動 ワークショップで創作活動

ポーポキ ポーポキ

ESDの視点

個々の課題については知識を増やすことにはなるが、もっとも大きな意味は、参加者が自ら課題に取り組むことになる。平和問題について意識し、考え、周囲と話、行動する。その中、自分でテーマを見つけて、行動することを目指す。身近なところから地球レベルまで、暴力を無くすことに関心を持つこと。今まで気づいていなかった暴力に気付き、その是正に取り組む。メンバーが多様なので、身近な差別問題なども考えるきっかけになる。また、映画鑑賞や演劇など「平和」への入り口が広い点、抽象的な「平和」という概念に対して、五感や身体を使って感じたりすることで、自分の言葉にして理解することができる点、絵描きを取り入れているため、子どもから大人まで参加でき、たとえ言語が異なる外国で実施したとしても、気持ちを共有することができる点も、取り組みの意味として挙げられる。

対象者の変化

今まで考えていなかった平和や暴力などについて考え、意識する。表現をより自由にするようになる。人との違いを楽しめるようになる。コミュニケーション能力が上昇し、異なった文化や言語に対する抵抗が減少する。考えていることを行動に移そうとする。

改善点

アレキサンダーへの依存度が高い。これを減らし、もっと広げる必要がある。
参加者は学生や成人で、継続的に責任をもって参加してもらうことが難しい。
団体からNPOになることを考えているが、人手不足でまだ。

その他

・毎月「ポーポキ通信」&「Popoki News」という機関紙をMLに配信し、URLにアップロードしている。活動報告が中心だが、毎月はポー会のメンバーによる「私にとってのポーポキ」欄と『一言の平和』欄を含め。東日本大震災以来は、被災地での取り組みのレポートやインタビューをほぼ毎月載せている。
・2013年度中に4冊目のバイリンガル絵本 『ポーポキ、元気って、なに色?ポーポキのピース・ブック3』を出版する予定。この本では、平和と健康の問題を取り上げる。人間の健康だけではなく、生き物や地球の健康・元気にも目を向ける。

団体概要
団体名 ポーポキ・ピース・プロジェクト
住所 〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1 神戸大学大学院国際協力研究科アレキサンダー研究室
電話番号 078-803-7116
担当者名 ロニー・アレキサンダー
e-mail ronniandpopoki@gmail.com
団体URL http://popoki.cruisejapan.com
プログラムのURL

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