陶器とりかえ隊

プロジェクトの概要

まちあるきマップの作成 まちあるきマップの作成

孤立化し、しんどい子育てをしていた母親達が赤ちゃんからのESD 入門講座(2006 年ESD 促進事業)に参加し、多様な学び合いを行いながら会を結成。

その後、まちあるきをしてマップを作ることで、まちづくりについて考えたり、食育や住環境、地球環境についての学び合いをワークショップ形式で開催。

2009 年からは、千里親子ふれあい広場において、これから子育てする母親への学び合いの機会づくりをおこなったり、千里文化センター市民実行委員会と協力しながら、まちあるきワークショップやマップづくりを継続している。そこでエンパワメントされた母親達が、地域社会との接点をつくり、自分達ができる環境活動の一環として「陶器とりかえ隊」を開始。

取り組みのねらい・目標

子育て期において、社会と接点を持ちにくい母親の社会参加と自己実現の場。陶器をリユースすることで、物を大切にする気持ちを育む。ゴミの減量。陶器のとりかえを通じて、人と人との交流や団体との連携の機会を増やし、環境への意識を高める。

達成度

2008年5月にスタートし、丸5年を経過。主軸のメンバーは固定化しているものの、連携する団体が増え、相対的に関わる人や、しくみを知って活用してくれる市民が増加している。
スタート時は、持ち込まれた陶器が大量に余っていたが、現在はそれぞれの開催場所において、過不足なく循環している。

参加・連携・協力団体など

・ ひがしまち街角広場(地域のコミュニティカフェを会場として提供してもらっている。団地の建て替えに伴い、多くの陶器が処分されるエリアであることも注目。世代間のつながりが希薄化しつつある課題もあり、親子連れが足を運ぶことで、地域のお年寄りとの交流も復活。陶器の受け入れを日常的に行ってくれている。近隣センターの活性化にも寄与。)
・ 千里文化センター市民実行委員会(交流カフェ横に「常設とりかえBOX」を設置。カフェスタッフが陶器の日常管理を行い、陶器のとりかえを通じた市民との交流を行っている。赤ちゃんからのESDスタッフは、陶器の補充やBOXのメンテナンスを行う。)
・ 豊中市環境交流センター(館内に「常設コーナー」を設置。職員が陶器の受け入れなど日常の管理を行う。赤ちゃんからのESDスタッフは、不定期でコーナーの整備を行う。)
・ 庄内REK(ノウハウを伝え、出前的に開催していたが、一昨年より自主事業として独立。)
・ NPO法人ワンディッシュエイド(2008年。陶器とりかえのしくみを教えていただく。アドバイザーとして継続して関わっていただいている)

対象分野

環境、子育て、まちづくり

手法

家庭で不要になった陶器を持ってきてもらい、欲しい人と交換してもらうことで、循環型まちづくりを行う

主な対象者

子ども~お年寄りまで全ての市民
参加人数 平均約100 人/日

実施期間

・ひがしまちとりかえ隊(二ヶ月に1回) ・常設BOX 、常設コーナー(毎日) ・出前とりかえ隊(不定期:市民環境展、公民館祭り)

活動の様子

ひがしまち「陶器とりかえ隊」 ひがしまち「陶器とりかえ隊」

ESDの視点

誰でも簡単に取り組みやすく、地球環境の問題も自分事として理解しやすい。
継続して参加することができる。知り合いに説明しやすいのでとりくみが広がりやすい。
ノウハウを伝えてもらった団体が自分達のとりくみとして、活用することができる。

対象者の変化

日常使っている陶器を捨てずに再利用するという簡単なしくみを通じて、ゴミを増やすことが地球環境にどれだけ負荷を与えているかを理解し、物を大切にする気持ちを世代間を超えて伝え合っている。
出前で「とりかえ隊」開催していた場所において、共催していた団体が自主事業として運営。新たなスタッフが、自分達の地域で陶器を活用した循環型まちづくりを行っている。
行政が注目し、しくみの中に取り入れようとする意気込みが感じられるようになった。

改善点

・ メインとなる担当スタッフの人材育成(活動を通じての学び合い)
・ 環境負荷低減への効果の定量化。

その他

ノウハウを伝えた訳ではないが、このとりくみを聞いた団体が自主的にリユースBOXを設置運用している例がある。

団体概要
団体名 赤ちゃんからのESD
住所
電話番号
担当者名 上村有里
e-mail Baby_ESD@yahoo.co.jp
団体URL http://babyESD.web.fc2.com/
プログラムのURL http://babyESD.web.fc2.com/touki.htm

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