- 名 称 こどもプラザ
- 目的 「出入国管理法」改正で新たな在留資格「特定技能」を2段階に設けたことに伴い、外国からの就業者がさらに増加することになりました。また、世界各国にルーツを持つこどもたちが関西(特に大阪市内)に急増しています。近年来日される外国人(Newcomer)の中には日本語の修得がおぼつかず、困難に直面しているこどもたちの学習支援・日本語習得の支援が喫緊の課題となっています。このため、こどもたちの学習支援とこどもたちを応援してくれる日本人との交流の場として「こどもプラザ」を開設し、こどもたちが活き活きと活動できる居場所づくりをスタートさせます。この事業の目的は、世界各国にルーツを持つこどもたちが、ますます多様化するグローバル社会の担い手となり、日本のファンとして世界で活躍できる人材に育成することです。
こどもプラザの事業内容は、下記の2つのコンセプトで運営されます。
1)学習支援のネットワークの構築
①日本語学習支援は、元教員のネットワーク、学生等の若いボランティアのネットワーク、シニアボランティ
アのネットワークを其々構築する事で運営されます。
②宿題等のサポートは、元教員の指導を受けながら、学校の授業にスムーズに移行できるようにします。
③学習支援のスタッフは、こどもと向き合える人、こどもから学ぼうとする人を揃えています。
④教材は、こどもたちが日本社会にスムーズに馴染めるように、リスク管理(いじめ等から自分を守るための言
葉の習得)、日本の慣習及びルール等を取り入れ、こどもプラザ独自で考え対応します。
2)習慣・文化のふれあいを体験できる居場所づくり
①こどもたちの独自のアイデンティティをのびのびと発揮できる、気軽に楽しめ居心地の良い居場所をこどもた
ちと一緒に作って行きます。
②母語支援は、行政(市&学校)と連携し、こどもたちの母国語に対応できるネットワークを利用しながら対応
します。
③地域社会との交流を促進するため、地元の祭り(イベント)等に参加する機会を設けます。また、西日本最大
の国際交流イベント「ワン・ワールド・フェスティバル」に参加しダイバーシティな雰囲気を体感します。
④桜の花見等両親も参加できるイベントを開催し、日本の文化に親しみます。
こどもプラザの運営内容
①運営日時 :毎週水曜日 17:00~19:00 ⇒6月17日まではZOOMで対応しますが、※6月24日(水)から、
本格的な再開を目指しています。詳細は事務局までお問い合わせください。
②運営場所 :大阪市東住吉区杭全1-15-18 大西ビル3階「会議室」
③募集人員 :10名程度
④対象者 :大阪市在住の外国から来日したこども(Newcomer)
※主に小学生が対象となります。(様子を見て対象枠を広げることもあります。)
⑤参加費 :無料
⑥運営 :3つのコーナーを設け進行します。
1)宿題をする(学校の宿題をサポートします。)
※算数(数学)、国語の指導経験者が参加して指導いたします。
2)こどもとの心のふれあいタイム
※若いボランティア+シニアボランティアが参加し、こどもの悩みや相談コーナーを設けます。
3)こどもとの活動タイム
※ゲームをしながら日本語を習得する等の工夫を凝らして進行します。
⑦運営スタッフ 1)教員を経験した元教員のボランティア 2)学生を中心とした若いボランティア 3)経
験豊かなシニアボランティア
※3つの職能的な機能を持ったボランティアによって運営進行されます。
4. 主 催 特定非営利活動法人関西国際交流団体協議会
5. 運営協力(公財)大阪国際交流センター、大阪教育大学関係者、エール学園、
大阪市教育委員会人権国際理解教育担当者、阿倍野区役所、東住吉区役所、生野区役所等
6. 問合せ先 (特活)関西国際交流団体協議会 事務局 松本 博
大阪市東住吉区杭全1-15-18 大西ビル3階
電話06-6777-1039 FAX06-6777-2050 mail:kna@pianpo.com
7.大阪市市民活動推進助成事業
●この事業は、2020年4月1日より、事業運営資金の一部を、大阪市市民活動推進助成事業補助金の交付を受けて運営しています。