
こどもプラザに通う子どもたち4人が描いた絵が、PIKA☆ICHI美術館に展示されました。
PIKA☆ICHI美術館は、NPO多言語・多文化サポートICHIが主催する外国にルーツのある親子を対象にした絵、写真、作品を募集し、3月26日に東大阪市文化創造館2階にて開催されました。
そして、スタッフの方が展示後に絵を持ってきて下さり、それぞれに賞を頂きました。
5月24日の子どもプラザで表彰式を行い、みんなとても喜んでいました。
こどもプラザに通う子どもたち4人が描いた絵が、PIKA☆ICHI美術館に展示されました。
PIKA☆ICHI美術館は、NPO多言語・多文化サポートICHIが主催する外国にルーツのある親子を対象にした絵、写真、作品を募集し、3月26日に東大阪市文化創造館2階にて開催されました。
そして、スタッフの方が展示後に絵を持ってきて下さり、それぞれに賞を頂きました。
5月24日の子どもプラザで表彰式を行い、みんなとても喜んでいました。
久しぶりのブログ更新です。
関西国際交流団体協議会では、外国にルーツを持つ小中学生の日本語学習の支援を無料で行う「こどもプラザ」を水曜日に開催しています。
端午の節句のイベントとして、4/26はこいのぼりとかぶとを制作しました。
GWのお休みを挟んで、5/10はこいのぼりを飾ってこどもたちを迎えました。
こどもプラザでは、日本の伝統的な行事に合わせて、日本の文化に触れる機会を設けています。
遊びを通じて日本になじんでもらえるように心がけています。
こどもプラザの生徒募集については、下記リンクのお知らせをご覧ください。
https://www.interpeople.or.jp/knainfo/archives/1480
1.【事業の目的】
外国にルーツを持つこどもたち、とくにNewcomerのこどもに対する日本語で学ぶ学習の支援と、地域コミュニティや学校に馴染めないこどもに対する居場所を確保する「こどもプラザ」の事業をスタートさせ、困難に直面しているこどもたちを支援します。この「こどもプラザ」は、大阪市内を中心に必要と思われる地域に拠点を立ち上げ順次拡大していきます。この事業の目的は、世界各国にルーツを持つこどもたちが、ますます多様化するグローバル社会の担い手となり、日本のファンとして世界で活躍できる人材に育成することです。
こどもプラザの授業風景(1)
2.【事業の紹介】
①運営日時:毎週水曜日 17:00~19:00
②運営場所:大阪市東住吉区杭全1-15-18 大西ビル3階「会議室」
③募集人員:10名程度を予定(現在7名在籍)
④対象者 :大阪市在住の外国にルーツを持つこどもたち(Newcomer)
※主に小学生が対象。
※現在は母親も同時に日本語を勉強中。(現在6名の母親が在籍中)
⑤参加費 :無料
※(注)母親の日本語講習についても同様に無料。
⑥運営内容
1)正しい日本語習得の支援(元教員等のボランティアによる学習支援。
2)宿題の指導(学校の宿題をサポートします。)
3)こどもとの心のふれあいタイム(日本の習慣・文化を教える目的で実施)
3.【令和2年度事業実施の成果】
1)実施回数
①こどもの日本語習得実施回数 47回
②保護者の日本語習得実施回数 47回
2)参加者数
①こどもの延べ参加人数 258人
②保護者(主に母親)の延べ参加人数 242人
③ボランティア指導員延べ人数 344人
3)ZOOMでの開催:昨年の4月、本年度1月と2回のコロナ感染拡大に伴う非常事態宣言が発出され、一時運営中止の危機に瀕しましたが、ZOOMを使用することで、こどもたちへの日本語習得のサポートを継続することができました。
【参加者(こども・母親)、ボランティアの声】
・こどもプラザに来るのが楽しみ。(こども)
・ともだちと一緒にゲームなどができるので楽しい。(こども)
・自分の得意なところをほめてくれるのでうれしい。(こども)
・自分に合った語学学校が見つからなかったが、こどもプラザはストレスなく学べる。(保護者)
・こどもと一緒なので安心して日本語習得ができる。(保護者)
・生活情報が少ないので、こどもプラザで情報提供をお願いしたい。(保護者)
・楽しそうに学校の話をしてくれるこどもを見ているとサポートし甲斐がある。(ボランティア)
・なかなか馴染んでくれないこどもが、心を開いてくれた時は感動します。(ボランティア)
こどもプラザの授業風景(2)
4.【今後の展望と課題】(今後のスケジュールや課題と感じていることなど)
こどもプラザのノウハウを活かし、大阪市内を中心に必要と思われる地域に拠点を立ち上げ順次拡大することで、他の事業者との連携の拡大が期待できます。また、地域社会と連携を強化し、在留外国人の日本での生活を支援すること、多文化共生のプラットホームの基盤を構築することで、地域の多文化共生の機運を高め、地域の活性化につなげることも重要と考えています。
一方、ボランティアの個々の指導にばらつきがあり、指導の平準化に難があることが明らかとなっています。今後は、ボランティアの自覚と自立を促し、ボランティアが中心となった運営体制の確立を目指します。そのノウハウを活かし、水平展開できるようにすることが今後の課題となります。
1.事業名称 「こどもプラザ」
2.活動概要
2020年4月以降、コロナウイルス感染拡大に伴い非常事態宣言が発令されたこともあり、こどもプラザの運営も施設閉鎖に追い込まれました。この困難な状況を打破するため、ZOOMによる「日本語学習」を主体にこどもプラザを再開させ、コロナ禍の難局を乗り越えることが出来ました。現在は、毎週水曜日17:00~19:00の時間帯に7名のこどもたちが在籍し、日本語の習得に真摯に取り組んでいます。また、母親の「日本語学習」も順調で、現在6名が在籍しています。
3.事業目的
外国にルーツのあるこどもたちが直面している困難な問題、1)日本語の習得と学校での授業についていけない問題、2)日本文化に馴染めないこどもたちの居場所づくりの問題、を解決するための施設として「こどもプラザ」を開設し、困難に直面しているこどもたちの支援活動を行っています。
4.今年度の計画目標
1)こどもプラザの年間利用者(小学生を対象に受け入れを行う)
250人(延べ)※年間50回×5人=250人
2)両親の年間参加者
100人(延べ)※年間50回×2人=100人
3)人材ネットワークの構築
目標100人(元教員、学生ボランティア、シニアボランティアの登録人数を確保する。)
4)情報交換ネットワークの構築
大阪市教育委員会事務局、東住吉区、生野区等の区役所の担当者、近隣の小学校との情報交換を目的に連携を強。さらに市内の関係する施設とのネットワークの強化。
5)地域の祭り等への参加
町内会の幹部との交流を深め祭り等に参加を促進
6)やさしい日本語の推進
隣接する生野区と連携しNewcomerを受け入れる地域の意識を高める運動を継続する。
7)イベント等への参加
地域社会と連携できるイベントへの参加
5. 2020年4月1日~9月30日までの運営活動スナップ写真
①こどもプラザの日本語習得の支援風景
②こどもプラザの日本語習得の支援風景