協議会からのお知らせ
協議会からのお知らせ

ワン・ワールド・フェスティバルの第一回実行委員会を7月8日(火)に実施しました。

今年22回目を迎えるワン・ワールド・フェスティバルですが、
第一回から参加してくださっている方から、新たに運営に携わってくださる方まで、
多くの方に実行委員会へご参加いただくことになりました。

第一回実行委員会では、今年のフェスティバルのコンセプト等を討議したのですが、国際協力に携わる方から、国際協力は初めて、という方までいらっしゃるイベントということで、様々な意見が飛び交い、コンセプトの果たす意味まで立ち返るとても充実した議論を行うことができました。

■第22回ワン・ワールド・フェスティバル■

2015年2月7日(土)、8日(日)

開催予定です。

ワン・ワールド・フェスティバルは、今後も実行委員会を実施していき、コンセプトも含め、議論を進めていく予定です。

詳細については、今後お伝えしていきたい、と思いますのでお楽しみに!

ワン・ワールド・フェスティバルについてはこちらもご確認ください!
国際協力のおまつり「ワン・ワールド・フェスティバル」

■twitter https://twitter.com/one_world_festi


 ESD(持続可能な開発のための教育)の目的は、持続可能な社会づくりを担う人材の育成にあります。

 この度協議会では、学校教育におけるESDのアプローチの一つ「ユネスコ協会ESDパスポート・プロジェクト」での高校生のボランティア活動の意義と展開について、ESDの視野を踏まえつつ、教員と地域NPO(ユネスコ協会を含む)が共に考え、学びあうことをめざして、セミナーを企画しました。

 ESDに関心のある、教員、NPOの団体スタッフなど多くの方の参加をお待ちしています。

 当日は、NPO団体スタッフによる、高校生ボランティア受け入れについて、情報紹介の時間を設けております。奮ってご参加ください。


●お申し込み方法●

お申し込みは、添付ファイルの申し込み用紙をご利用ください。Email、FAX、お電話にて以下の連絡先までお知らせください。
会場準備の都合上、あらかじめお申し込みをお願いいたします。

申し込み締切:2014年7月25日(金)

 

日時      2014年8月4日(月)10:00~16:00

会場        大阪国際交流センター 3階会議室

定員        40名(高校教員、NPOスタッフ、ユネスコ関係者を対象としています)

参加費      無料

主催        公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、エリーニ・ユネスコ協会、
            特定非営利活動法人関西国際交流団体協議会

後援        大阪府教育委員会

<プログラム>

10:00-10:05 開会の挨拶

10:05-10:30 基調講演「ESDとは何か、学校教育におけるESDの意義」
              日本ユネスコ協会連盟理事、エリーニ・ユネスコ協会理事 米田伸次氏

10:30-12:00 講演「グローバル化の中のローカルな実践
           ~地域に根差したボランティア活動による学びの意義」
      宗教法人應典院主幹、学校法人立命館大学共通教育推進機構准教授 山口洋典氏

12:00-13:00 休憩

13:00-13:20 ESDパスポート活動紹介(大阪府立北摂つばさ高校)

13:20-13:40 ユネスコスクール活動紹介(羽衣学園高等学校)

13:40-14:00 ESD実践事例紹介(大阪府立西成高等学校)

14:00-14:30 NPOでのボランティア活動紹介(関西国際交流団体協議会会員団体)
      ワン・ワールド・フェスティバルでのボランティア紹介(関西国際交流団体協議会)

14:30-14:40 休憩

14:40-15:10 ESDパスポートの概要、実施に向けての説明
                日本ユネスコ協会連盟 組織部副部長 古澤真理子氏

15:10-16:20 フリータイム 学校とNPOの交流
             ワークショップ「高校生とボランティア活動」

16:20-16:25 総括

16:25-16:30  閉会の挨拶

●講演講師紹介

山口洋典氏 (やまぐちひろのり)

2005年、大阪大学にて博士(人間科学)の学位取得。学校法人立命館大学共通教育推進機構准教授として、大学と地域の連携や地域参加型学習の推進にあたる。また、立命館の災害復興支援室のメンバーとして、遠隔地からの活動に関する連絡調整も担う。浄土宗應典院主幹として、地域に開かれた寺院の実践に取り組む。主な共著書に「京都発NPO最前線」(京都新聞社)、「よくわかるNPO・ボランティア」(ミネルヴァ書房)、「地域を活かすつながりのデザイン」(創元社)など多数。

お問い合わせ、お申し込みは・・・

特定非営利活動法人 関西国際交流団体協議会(担当:松本、宮本)

〒540-0026 大阪市中央区内本町1-4-12 piaNPO 2階
Tel: 06-6944-0406 Fax: 06-6944-0408
Email : jizoku@interpeople.or.jp   URL: http://www.interpeople.or.jp


6月30日から、クラウドファンディングサービスREADY FOR?を通じた取り組み「関西のNGO・NPOのスキルアップを応援する本を出版したい!」を始めました。
https://readyfor.jp/projects/capacitybuilding

関西ではたくさんのNGO・NPOが活動しています。設立間もない団体には、組織の基盤づくりが課題となっているところがあります。また長く活動してきた団体には、現代社会に合わせたSNSなどツールの活用が求められています。そこで、長く活動する団体、できたばかりの団体、それぞれの得意分野をお互いに共有しながら、双方のキャパシティビルディング(能力強化)をします。このプロジェ
クトの中で、キャパシティビルディングのための冊子を発行します!

表題「過去・現在・未来におけるNPO・NGOの役割と意義」(仮称)
発行部数:1,000部
仕様:B5サイズ/200頁 モノクロ 無線製本。(予定)
発行予定日:2014年12月14日
内容: 過去の優秀事業活動事例、特別寄稿、未来に向けた提言、シンポジウム
の収録など

(特活)関西国際交流団体協議会は、2014年には30周年を迎えます。この間、日本の国際交流・協力活動が大きく発展・変遷しており、これまで活躍してきた団体、これから活躍していく団体を応援するため、キャパシティビルディングをしようと思いました。

目標は、8月4日(月)までに、20万円の寄付を集めることです。期間内に目標額を達成できないと寄付・支援は成立しません。
支援してくださるみなさんには、支援額に応じてさまざまな特典を設けています。

ご支援していただける場合は、サイトから簡単に参加可能です。下記のサイトから、任意の金額を選んで応援してください!
https://readyfor.jp/projects/capacitybuilding

プロジェクト成立のためには、スタート直後にできるだけ多くの方に協力していただくことが秘訣だそうです。
ぜひお友達への紹介や広報にもご協力をお願いします。
ページ内にツイートボタンやfacebookいいね!ボタンがあるので、参加していただけるとうれしいです。

みなさんの力で、このプロジェクトを成立させ、
関西のNGO・NPOのスキルアップ支援ができるよう、応援よろしくお願いします!!

お問い合わせ

特定非営利活動法人 関西国際交流団体協議会
〒540-0026 大阪市中央区内本町1-4-12 pia NPO 2階
Tel: 06-6944-0407 Fax: 06-6944-0408
Email: kna@pianpo.com
URL: http://www.interpeople.or.jp

2013年9月から始まったMinamiこども教室は、新しい学年も迎えて2014年度のスタートを切りました。

5月13日、20日の2週間にわたり、梅花女子大学看護学部の田代先生が指導する学生13名が教室を訪問され、特別プログラムを実施しました。

1週目は、子どもたちへの指導ボランティアを体験していただいた後、南小学校の山崎校長より、外国にルーツを持つ子どもたちが置かれている現状をお話しいただき、教室運営者からも子どもたちの支援に対する願いをお話ししました。

学生さんたちは普段は異文化と接することがあまりないとのことでしたが、子どもたちとの学習や遊びを楽しんだり、校長先生のお話を真剣に耳を傾けていました。

2週目は、学生さんたちによる特別プログラムです。ナース服で登場した学生さんに、子どもたちも大喜びです。

まずは男女別に別れての衛生教室を実施いただきました。

歯磨きやうがいをするタイミングと仕方、トイレの使い方(マナー、ふく方向)、おふろの時はどこをよく洗うかなど、イラストや人形、手作りの教材を使ってわかりやすく説明してくれました。

お話の中で子どもたちへ質問を交えながら、子ども自身が考えるように工夫されていて、子どもたちも一生懸命に聞いていました。

続いて、看護師の仕事、養護教諭の仕事についてお話ししてもらいました。

看護師や養護教諭になるのに、どんな勉強をする必要があるかということ、

看護師や養護教諭は男性もなれる職業なので、関心のある男の子はがんばってほしい、などなど、子どもたちが興味をひくような語り口で教えてくれました。

最後に子どもたちに聴診器を使わせてくれました。

学生さんから使い方を教わり、自分の心臓と友達の心臓の音を聞き比べたり、声を出したときにどんなふうに聞こえるか、とても喜んで体験していました。

今回の支援が、子どもたちが衛生面への意識を高めたり、看護や医療への関心を持ってもらうきっかけになったと思います。

梅花女子大学のみなさん、有意義なプログラムをありがとうございました。

学生さんたちにとっても、外国にルーツを持つ子どもたちとのふれあいが貴重な経験となったと思います。

今後看護の仕事を目指されていく中で、異文化の方のことを気にかけていただけるよう願っています。

2014年5月現在、子どもの参加人数は約20人ですが、支援が必要な子どもはまだまだたくさんいます。

子どもたちを支援いただけるボランティアを募集しています。特別な資格や技術はいりません。

ぜひ一度、教室見学にお越しください。
見学は原則として毎月第一火曜日です。ご都合が合わない方はご相談ください。
 

<見学・物品提供・寄付等のお問い合わせ>

Minamiこども教室実行委員会事務局

(特活)関西国際交流団体協議会

TEL:06-6944-0407  FAX:06-6944-0408

Email:minami.kodomo.k@gmail.com


今年度職員と一緒に外国人母子支援事業を担当するインターンを募集します!
在住外国人支援に携わりたい方、将来NPO/NGOで働きたい方、多種多様な団体とのつながりを持ちたい方、ご応募をお待ちしています。

○事業について

〈活動内容〉

関西で暮らす外国人の女性と子どもを支援する組織と一緒に、多文化共生社会を目指して研究会・イベントなどを実施します。毎週火曜日には大阪市中央区子ども・子育てプラザで行われている、外国にルーツをもつ子どもたちの学習支援教室であるMinamiこども教室の運営をします。

・関係団体、企業、教育機関との連絡業務
・Minamiこども教室の運営(運営団体との調整・教室での事務局業務・広報・イベント企画・ボランティア統括など)
・事務作業 など

○募集要項

募集人数   若干名
活動場所   ・当協議会事務所(大阪市中央区内本町1丁目4-12 piaNPO2階)
・大阪市中央区子ども・子育てプラザ(大阪市中央区島之内2-12-6)
       ・その他事業実施会場(関西圏内)

待遇      無給、交通費支給なし(出張にかかる交通費は支給)

期間      2015年3月末日まで(3ヶ月~1年で応相談、長期間継続できる方を優先します。)

活動期間   週2~3日程度(応相談) 

活動場所   ・Minamiこども教室の運営:毎週火曜日16:00~20:30ごろまで(必須・時間については応相談)

・当協議会事務局作業:開所時間9時30分~17時30分のなかで応相談(途中休憩あり)

※火曜日以外の活動日・時間については業務内容・応募者の都合に応じて調整します。

年齢・学位  不問(学生も応募可)

○求める人材

・多文化共生、国際交流・協力活動、NPOセクターに関心があり、当協議会の趣旨に賛同できる方(類似分野での活動経験や知識のある人を特に歓迎)

・基本的PCスキル(ワード、エクセルなど)必須

・セミナーやイベントの企画・運営に関心のある方
・コミュニケーション能力が高く、学ぶ事・調べる事が好きな方
・チームワークで行動できる方
・何事にも積極的に取り組む方
・事務作業をいとわない方

○応募方法

次の書類を電子メールに添付しタイトルを【インターン応募】にして提出してください。

①履歴書(PCで作成、様式自由、写真添付)
②志望動機(400字程度、当協議会でやってみたい事と具体的なアイデアを含めて)
③自己PR文(1000字程度、募集業務遂行にあたり、自身がいかに貢献できるかを含めて)

※関連分野の研究実績、セミナーやイベントの企画・実施経験があれば、資料を添付してください。
※面談は随時行います。(採用者が決定次第、募集を締め切りますので早めにご応募ください。)

○2013年度インターンの声

日本で暮らす外国人の方々の抱える不安や悩み、困難を実際に目にしたり、話をきいたりすることは非常に勉強になります。またこれらの事実を同じ国に住むものとして私たちは知っておくべきだとこの事業を通じて改めて考えさせられました。また「人」を支援する活動だからこそ「人」とのつながりをより深め、広げるきっかけになりました。

私はMinamiこども教室の運営のサポートを通じてまさに社会を本気でより良くするために、こどもたちの未来を明るいものにするために、真摯に活動されている方々に出会う事ができ、自分の生き方に刺激を与えられました。

自分を、社会を、共生ということを、学べて考える貴重な経験をさせていただいたことに感謝しています。

○お問い合わせ

(特活)関西国際交流団体協議会 インターン担当
〒540-0026 大阪市中央区内本町1-4-12 piaNPO2階
TEL:06-6944-0407 FAX:06-6944-0408
URL: https://www.interpeople.or.jp/
E-mail:kna@pianpo.com


外国にルーツを持つ子どもたちの放課後の居場所づくり・学習支援を行うMinamiこども教室が大阪日日新聞 「大阪発羅針盤」のコーナー(3月14日日刊)に掲載されました。Minamiこども教室が始まるまでの経緯、また今教室に通ってきている子どもたちの様子などが載っています。ぜひご一読下さい。

以下のリンクからも記事をご覧いただけます。http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/compass2011/140314/20140314051.html


Minamiこども教室に大阪弁護士会から約10名の弁護士の方々が見学に来られ、こどもたちとの交流会を行いました。

まず最初に「弁護士ってどんな仕事?」という問いかけに子どもたちからは「裁判にかかわる人!」「警察の仲間!」「人を助ける人」など色んな声が飛び交いました。

その後弁護士の仕事について説明してもらうと子ども達から様々な質問が出てきました。

「具体的にどんなことしているの?」

「もし悪い人が悪いことしてないって言ったらどうするの?」

「どれくらい裁判にかかわってるの?」

「裁判に関わってないときは何してるの?」

好奇心旺盛なこどもたちの質問に大阪弁護士会の方々は丁寧に答えて頂き、子どもたちにとっても有意義なひとときとなりました。

その後「子ども達の夢」について、一人ひとりから将来やりたいこと、何故それをやりたいのか、今どんなことをするのが好きか、をききました。

「障害のある人の役に立つものをつくるエンジニアになりたい」

「助産婦さんになって医療設備の整ってないところの人々を助けたい」

「小学校の先生になりたい」

「勉強が好き」

など色んな夢を一人ひとりが少し照れくさそうに、でもしっかりと語ってくれました。普段はなかなか見せてくれない子ども達の一面を知ることが出来ました。まだ将来やりたいことが見つかっていない子どもたちも、Minamiこども教室での勉強がそれを叶える土台としての力になれば、と思います。

また大阪弁護士会の方々からMinamiこども教室へ寄付金をいただきました。本当にありがとうございました。

現在Minamiこども教室には20人ほどの子どもたちが通っていますが、支援が必要な子はまだたくさんいます。ボランティアを引き続き募集しています。教室開講は毎週火曜 日の18時~20時ですので、一度ご見学にお越しいただけますと、詳しいご説明をします。みなさまのご参加をお待ちしています。

Minamiこども教室実行委員会事務局

関西国際交流団体協議会

Tel: 06-6944-0407

Email: minami.kodomo.k@gmail.com


外国人母子事業では、カトリック大阪梅田教会にて、在住フィリピン人向けにセミナー・相談会を実施しました。

日本で生活する上で必要な制度・法律などについて、大阪の人口が多いフィリピン人への情報提供を目的としたもので、(特活)関西国際交流団体協議会・(特活)コリアNGOセンター・(公財)大阪国際交流センターが主催し、

在大阪・神戸フィリピン共和国総領事館・(公財)大阪府国際交流財団・キタノ インターナショナル コミュニティーの協力のもと開催しました。

2月23日は、フィリピン人向けセミナーを行い、約40名の方が参加されました。

セミナー前半では行政書士の孫勇氏より日本の民法についてお話しいただきました。日本における離婚制度・永住ビザと定住ビザの違いを重点的にフィリピンとの民法の違いを比較しながら、非常にわかりやすく説明していただきました。質疑・応答では、参加されたフィリピン人の方からさまざまな質問が出されていました。

セミナー後半は、森ノ宮医療大学の酒井ひろ子教授に日本の福祉制度についてお話しいただきました。妊娠・出産・子育てにおいてやるべきこと・注意すること、予防接種についてなど、一つひとつ丁寧に説明していただきました。質疑応答では障害児の支援やフィリピンに帰国する際必要な予防接種などについて説明がありました。

参加者の方から以下のような感想をいただきました。

「定住ビザと永住ビザの話が興味深かった」

「このセミナーを毎年開催して欲しい」

「フィリピン人コミュニティと協力してこのセミナーを開いて欲しい」

フィリピン人の方々が日本の法律や福祉制度、子育てに関する情報を得る良い機会となったと思います。

また3月2日にはフィリピン人向け相談会を実施しました。領事関係・在留関係・年金・法律関係など、相談分野別に8ブースを設け、フィリピン総領事館、行政書士、弁護士の方やNPOの方に相談員になっていただき、タガログ語通訳者の方々の協力のもと個別相談を受け付けました。当日会場に来られない方のための電話相談を含め、約30件の相談がありました。

フィリピン人の方からは日本での労働に関する質問やビザ・離婚問題についてなど様々な相談が寄せられました。参加者の方々からは

・無料で相談できる

・相談専門員に相談できる

・1か所で色々な相談ができる

という3点で特に高評価をいただき、参加された皆様から「満足した」、「大変満足した」との声もいただきました。

セミナー、相談会に来場された皆様、また講師・相談員・通訳として協力いただいた皆様、ありがとうございました。

本件を含め外国人母子支援に関連したご意見・ご要望がありましたらお寄せください。

kna@pianpo.com


2月2日、ワン・ワールド・フェスティバルで「関西発、元気いっぱいESD」と題し、ESDグッドプラクティスの収集・評価・顕彰事業の発表を行いました。

約80名の方が参加して下さいました。

関西圏でESDを行っている3団体の(特活)こえとことばとこころの部屋代表理事 上田假奈代氏、大阪府立西淀川高等学校教員 辻幸二郎氏、帝塚山学院大学畑部の部員 生地麻衣子氏・池谷美咲氏から、ESD事例発表と、外務省の藤田道男氏を交え、パネルディスカッションを行いました。

まず、モデレーターの帝塚山学院大学教授 岩崎裕保氏より「ESDとは何か」の説明があり、参加者の皆様に簡単な解説が行われた後、各団体の事例発表が行われました。

(特活)こえとことばとこころの部屋(ココルーム)からは、大阪市西成区を拠点に、孤独に生活している単身高齢者を主な対象として、学びの機会を提供する「釜ヶ崎芸術大学」について、その活動の歴史、参加者の様子や運営面の現状などを、活動中のエピソードを交えて発表が行われました。

西淀川高等学校からは、校内で菜の花を栽培して使用し、地域と連携して廃油を回収・加工し再利用する「菜の花プロジェクト」について、活動の背景にある、学校のある西淀川区の、公害汚染に苦しまされていた歴史を絡めながら、生徒や地域の方々にとって、この活動でどんな効果があったのか、発表が行われました。

帝塚山学院大学畑部(はたけぶ)からは、小学校や周辺地域の住民と共にみそ作りをする「たかべ みそ汁元気いっぱい」について、畑部の学生から、取り組みの反響や未来への期待について発表が行われました。

3団体の発表の後、外務省の藤田氏より、ESDに対する見解や、今回事例を発表した3団体の活動についてのコメントがあり、行政側からの、今までとはまた違った目線でお話しいただきました。ユニークな図解や独特な語り口で、会場からは時折笑い声が聞こえてきました。

外務省の発表が終わった後、参加者同士の意見交換の時間を取り、ご出席いただいた方々からの、今回の発表についての感想、発表者に対してコメント、改善すべき点の提案などをいただきました。行政に対する意見や、それぞれの活動に対する質問など、意見交換は盛り上がり、時間いっぱいまで行われました。

参加者の方からは以下のような感想をいただきました。

「様々な視点を頂いた。今後の活動にいかしていきたい。」

「他の事例も、色々知ってみたいと思いった。」

「各実践者・活動をもっとつないでいく活動機会が必要。」

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

ESDというものを知らなかった人は関心を高める足がかりに、知っていた人にとってはより知識を深める場になったかと思います。

ESD事業に関連したご意見ご要望がありましたらお寄せ下さい。

jizoku@interpeople.or.jp


2月1日、ワン・ワールドフェスティバルで「いっしょに話そう! 外国にルーツを持つ親子の子育てと教育」と題し、外国人親子支援事業の発表を行いました。

約70名の方が参加してくださいました。ありがとうございました。

多文化共生センター大阪、とんだばやし国際交流協会の方々とそれぞれの団体からお招きした在住外国人の当事者も交えて、非常に有意義な発表・意見交換の場になりました。

最初に大阪府における在住外国人の数や日本語指導が必要な児童数などをお伝えし、参加者の皆さまに概要を知っていただいた後に各団体の活動発表にうつりました。

多文化共生センター大阪からは西淀川区・淀川区・尼崎市での外国人母子の生活支援活動について紹介があり、

調査結果から分かった各地域の現状・課題をシェアした後に在住ブラジル人の方の経験談を交えての発表がありました。

関西国際交流団体協議会からはMinamiこども教室をはじめとする外国人母子支援事業についての発表、さらに

サウスイーストアジアコミュニティ協会の在住フィリピン人の方をお招きして、また違ったアプローチでの外国人支援活動を紹介していただきました。

とんだばやし国際交流協会からは在住タイ人の方の出産・育児において困ったこと・悩んだことなどの経験談をお聞きしつつ、外国にルーツを持つ子どもたちの仲間づくりの場である「サマースクール」等の活動の紹介をしていただきました。

3団体の発表のあと、発表者・参加者を交えてのグループディスカッションが行われました。

各参加者の活動や経験の話も聞き、どういったところで問題が起きているのか、どういった支援が必要とされているのか興味深い情報交換の場となりました。

参加者の方からは以下のような感想をいただきました。

「言葉の壁がある方をどうサポートしていけばよいかという話に大変考えさせられることが多かった」

「お互いに助け合っていく大切さをあらためて痛感した」

「何か私も活動に参加したい」

参加してくださった皆様ありがとうございました。

問題について興味関心を深めるよいきっかけになったかと思います。

このプログラムでもご案内しましたが、フィリピンコミュニティ向けの子育て等に関するセミナー・相談会を予定しています。

●セミナー

日時 2月23日(日) 午後1時~4時30分

場所 カトリック大阪梅田教会(大阪市北区豊崎3-12-8)

●相談会

日時 3月2日(日) 午後1時~4時30分

場所 カトリック大阪梅田教会(大阪市北区豊崎3-12-8)

詳細はこちらをご覧ください。

https://interpeople.or.jp/cgi/web/index.cgi?c=event-3&pk=138

本件を含め、外国人母子支援に関連したご意見ご要望がありましたらお寄せ下さい。

kna@pianpo.com


ページの先頭へ戻る

特定非営利活動法人 関西国際交流団体協議会


〒546-0002 大阪市東住吉区杭全1-15-18 大西ビル 3F
TEL 06-6777-1039 / FAX 06-6777-2050